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名古屋の夜

2002年サッカーワールドカップ、日本代表の試合が終わった。
わしはサッカーに特別関心を持っているわけではない(予選の初戦である対ベルギー戦を見とらんくらい)が、2戦目のロシア戦の日(6月9日日曜日)、中京競馬場でフサイチユーキャンの走りを見たあとだらだらしているときに、今日の試合は観たい、観なかったら後悔するような気がする! という衝動に駆られ、キックオフの時間が過ぎたあと、試合を放送している街頭モニターを求めて名古屋駅の周辺を徘徊するも見つけられず、「個室ビデオ」のテレビで観戦しようとして「女性お断り」をくらい、「レディースサウナ」に駆け込み「ワールドカップ放送してますか!」と詰めより、「は、はい。してますが」という嬉しい返答を得、後半から観戦することができた。

テレビが置いてある休憩室では、おばちゃんたちが寝そべって試合を観戦していた。
後半開始早々、稲本潤一がゴールを決めると大きな歓声が上がった。
中田英寿のシュートがゴールポストを弾いたときは、一斉にため息が漏れた。
ロシア選手が放ったシュートが、カメラの角度によって決まったように見えたときには、
「もう! いつもこうなんやから!」
と怒り、入っていないとわかったとたん
「あれ……よかったよかった」
と安堵し、
「小野は上手いねえ」
などと感心するおばちゃんたちと心をひとつにしながら試合を観た。
試合終了の笛が鳴ったときには自然と拍手が上がった。
「中田英アキはやっぱり凄いわ」
と興奮気味につぶやくおばちゃんに心のなかで突っ込みも入れるのもこれまた一興。であった。

その後、サウナに一泊することに決め、足ツボマッサージをしてもらった。
国籍不明の女性マッサージ師に「ハジめて?」と聞かれ、「はい。痛いですか?」と訊ねると、「チョトだけネ」といって艶然とほほ笑まれたので、わしはゾクっとした。初めてソープに行きまな板の鯉と化した男の心境はこんな感じだろうか。
たいへん気持ちよかったのだが、目と胃と腰と肩と背中と子宮が悪いといわれてしまった。
内蔵に関しては自覚症状がないので、小心者のわしとしては、気になる要素を増やしてもうたかもしれん。

それにしても、トルシエ監督に寄り添っていた通訳のダバディ氏には、なんともいえない味があると思う。
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プロフィール

井上オークス

  • Author:井上オークス
  • 旅打ち競馬ライター。
    佐賀生まれ、愛媛育ち、京都在住。

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