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ピンサロかキャバクラか(その2)

泣き落とし兼ちょっぴり脅しモードが入ってきたので、
「さっきの人には、風俗は無理って伝えました。キャバクラもあると聞いたから面接に来たんですけど」
と、態度を堅くしたところ、あきらめて開放してくれた。
15分足らずの面接であったが、店員がその間ずっと、薄くて長めの髪に手をやって撫でつけたりかきあげたりしながら視線を泳がせまくるので、わしも妙に落ち着かなかった。

「どうだった?」
著しく疲労してピンサロを出ると、ポン引きがスキップしそうな勢いで近づいてきた。
「いや、だから風俗は無理だと」
パブの面接もいっぺんに受けられるような口ぶりやったやないかワレ。とはいえなかったが、店員に無駄な時間を裂かせてしまったので、ポン引きに八つ当たりしたくなった。
「キャバクラはないんですか?」
「ああ、知り合いがやってるとこを紹介するよ。こっちだから、着いてきて」
非常に怪しく思ったが、暇なので行ってみることにした。
路地を曲がったところに、そのキャバクラがあった。
ネットカフェを探してウロついていたときに、その店の「ブスとデブはいません!」という大きな看板を見て驚いていたので、「ここかよ!」とまた驚いた。怪しい店やなあ。不安になってきた。

不安になりつつも、ブスとデブはいない店のオーナーと面接開始。わしが旅行中であることや、あまり長くは働けないであろうことを説明したり、おさわり等は禁止の店だということや、服は店側が用意するものを着ればいいということを確認したりするうちに、はじめは採用でも不採用でもどっちでもいいやと思っていたのに、いつのまにか働きたくなってきて、気合いを入れてハキハキと喋ってしまった。
で、なんとか採用された。
短期間しか働かないということで、祇園でアルバイトしていた頃の半分以下の時給だ(ほかにも理由がある可能性大)。コンビニでバイトするのと変わらない。
もったいないような気がするが、あまり贅沢はいえん立場である。
生活費と馬券を買うための資金源を、アウェイの土地で確保できたことを喜ぶべきであろう。
ともかく、明日から津田沼のキャバ嬢である。
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井上オークス

  • Author:井上オークス
  • 旅打ち競馬ライター。
    佐賀生まれ、愛媛育ち、京都在住。

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