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キャバクラトークマニュアル(自分用・その1)

「はじめまして。なに飲まはりますか?」
「〝はりますか〟って……もしかして関西人?」
「そうどすえ(我ながらわざとらしい)」
「おー京都か! いいよね京都。ていうか京都弁っていい感じだよね」
津田沼のキャバクラで働いて気づいたこと。京都弁のウケが、非常によいのである。
わしは佐賀生まれ愛媛育ちで、京都に7年ほど住んだだけのエセ京都人だ。祇園で働いているときは「京都生まれやないやろ」と指摘されることも多かった。しかし、関東の人には微妙なイントネーションの違いがバレないようだ。
なので、意識して京都弁を喋っている。やらしくてごめんなさい。
「京都弁話」から派生する「方言話」もかなり使える。客の出身地が地方ならその県のネタに持っていき、地元なら千葉トークを繰り広げる。
最終的にわしの得意分野である「競馬話」に持っていくことができれば、ひと安心だ。
といっても、客が競馬に興味のない人であれば話がしぼんでしまうので、「出身地話」のなかでそれとなく探りを入れるのがポイントだ。

例:地方出身者の場合
「俺の生まれは山形だよ」
「サクランボ美味しいですよね。上山競馬場にも行ってみたいなあ(ボソッ)」

例:地元出身者の場合
「こっちに来て間もないから、このへんのこと全然わからへんのですよ。色々教えてください」
「どっか遊びに行った?」
「〝ららぽーと〟と船橋競馬に」

だいたいの客は「競馬」という単語に反応する。
で、「俺は競馬やらないからなあ」となると、「競馬話」に持っていくことを断念し、一攫千金を夢見る同志(同じ穴のムジナ)であることを願って「ギャンブルはしはらへんの?」と振り、「ギャンブルは嫌いでさ」なんて返ってくると「いや、しないのが一番ですよね。お金が減らへんし」と苦し紛れの誉め殺しに走り、脇の下にじんわりと汗をかく次第である。
そんなときは、接客中である以上、黙り込むわけにもいかないので、話題を切り替えて年齢や職業について質問するのだが、「若く見えるっていわれへん?」というのはたとえ本当に若く見えたとしても、おだてているようでなんだか気色悪いし、「年相応に見られたいんだよね……」てなことになると気まずい気まずい。
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プロフィール

井上オークス

  • Author:井上オークス
  • 旅打ち競馬ライター。
    佐賀生まれ、愛媛育ち、京都在住。

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