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有馬記念までさようなら

平日は7時間(PM8時~AM3時まで。込み具合に応じて延長あり)。
土曜と金曜は9時間(PM8時~AM5時まで)。
これほどみっちり働いたのは初めてである。
しかも、けっこう真面目に働いた。少なくとも、給料泥棒はしていないと思う。
「6月一杯で京都に帰るねん大作戦」で、いくつか指名をもらうことができた。
同い年のキャバ嬢(既婚かつ子持ち)と友達になった。
マネージャーやボーイさん達には、おだてられたりメシを奢ってもらったりセクハラしてもらったり……ともかく可愛がってもらった。
「給料3倍にするから在籍しなよ」と引き止められて少し、いや、かなり心が動いたが、薄給だからこそ、1ヶ月限定というアタマがあるからこそ、気楽に働けたんだと思う。
ナンバーワンクラスの女の子は月に100万以上稼ぐというが、楽をして儲けているわけではないだろう。
営業スマイル、営業トーク、営業電話、営業メールetcに付随する〝嘘〟。
これを自由に操れるようでないと、水商売のプロにはなれんような気がする。
ひとつ小さな嘘をつく度に磨り減っているようでは、とうてい無理だろう。

というようなことを考えながら、最後のお勤めをした。
先週、「このまましばらく津田沼でキャバ嬢をしようか」という考えを打ち消した名残だろう。わしは「水商売には向いてない」と思い込もうとするクセがあるが、本当にそうだろうか。向いてないのはライターのほうだったりして……というのは冗談だ。面白くない冗談である。

帰り際、最後の日払いの給料とは別に、店長から5千円の心づけをもらった。嬉しかった。嬉しくてつい「年末にまた来ます」と口走ってしまった。
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プロフィール

井上オークス

  • Author:井上オークス
  • 旅打ち競馬ライター。
    佐賀生まれ、愛媛育ち、京都在住。

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