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日曜日よりの使者

日曜日、ハルウララを取材しに高知競馬場へ。ハルウララが人気するから、おいしいんちゃう? とひねくれたことを考えて、ハルウララ出走レースにおける他馬の単勝を100円ずつ買ったところ、9番人気の馬が勝って7000円以上ついてしまった。しこたま買ったハルウララの単勝馬券代やグッズ代を差し引いてもプラス収支。そこで、日帰りの予定を変更して一泊し、月曜日は桂浜に行ってきた。競馬場と寝床を往復するばかりで、観光らしきことをした(できた)ことはこれまであまりなかった。
以前から行ってみたかった桂浜は、息を呑むほど美しかった。真っ青な日本晴れの下、五色石がきらきら輝く波打ち際を歩いていると、濁った感情がいっぺんに溶けていく。当たり前だけど、ひと月前に苫小牧の港で見た海とはぜんぜん表情が違う。北の海が癒し系アンニュイじわじわ涙腺刺激型なら、南の海は体育会系直球くよくよすんな型だと思った。とにかく、海はいい。
 重松清さんの本『走って、負けて、愛されて。ハルウララ物語』のなかに、ハルウララが売り上げの低迷にあえぐ高知競馬を牽引していることについて触れた一節がある。
「その運を、自分のためにではなく高知競馬のために使う、とびきり優しい馬なのかも……」
 わしが桂浜に来れたのも、ハルウララのおかげです、なんちゃって。
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プロフィール

井上オークス

  • Author:井上オークス
  • 旅打ち競馬ライター。
    佐賀生まれ、愛媛育ち、京都在住。

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